活動報告
南砺支部 技能奉仕活動
7月2日に南砺市やかた地内において、技能奉仕活動として街路樹の剪定を行いました。その箇所は行政も手が回りきらず、枝葉が伸び、標識が見えづらく、走行車両の大きさによってはフロントガラスに枝葉があたる危険性もありました。そこで、南砺市造園組合青年部のメンバー7人で地域のためになにができるかを話し合い日頃培ってきている技能を生かし、列植されている30本のハナミズキの剪定を行いました。交通量の多い道路のため作業中は交通誘導員を配置し、歩行者にも気をつけながら炎天下での作業でしたが、剪定後の涼やかな木々を見て達成感を感じ、いつもお世話になっている地域にこれからも貢献し ていきたいと思いました。
南砺支部 才川絢也
(一社)日本造園組合連合会青年部第42回総会
2022年6月24日(金)にオークスカナルパークホテル富山にて一般社団法人日本造園組合連合会青年部の第42回総会が開催されました。本来であれば2021年に富山で開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で1年延期となり、また参集形式での開催は3年ぶりとなります。
新型コロナウイルスへの対策を万全に期し、総会には全国より金城部長をはじめとする約50人の部員に参加していただき、予定していた議案も全て可決され無事に総会を終えることができました。
本来であれば総会にあわせて交流会も開催し、全国の方々と様々な意見交換等を行いたいところではありましたが、残念ながら総会のみの開催ということで、それは来年の楽しみにしたいと思います。
当日は大変お忙しい中、富山県知事新田八朗様、富山市長藤井裕久様をはじめとする多くのご来賓の方にもご参加いただきありがとうございました。
総会のみの開催ではありましたが、当日に向けて何度も会議を重ね、無事に開催できたことは我々青年部にとってよい経験になったと思います。今後も技術の研鑽、地域社会への貢献など今まで以上に活発に活動して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
一般社団法人日本造園組合連合会富山県支部青年部
直前部長並びに全国大会実行委員長
飯田 大輔
庭の日 軽トラガーデンコンテストinチューリップフェア
令和4年4月29日チューリップ公園にて軽トラガーデンコンテストを行いました。
県内各支部から8台の作品が集まり、それぞれの支部の技術が積み込まれて、素晴らしい作品がズラリと勢揃いしておりました。
また、来場者の多くの方に見ていただき、富山県青年部の技を楽しんで頂けたと思います。
このようなイベントを通して
部員同士たがいに、技を競い合い技術向上できるような活動が今後も計画できればなと想います。
金賞 高岡支部長 吉澤 勇樹
【出展作品】
金賞 高岡支部 「い や し」
銀賞 富山西部支部 「木漏れ日」
銅賞 砺波支部 「山林の景トラ」
富山中部支部 「繋」
新川支部 「即作庭」
射水支部 「和」
小矢部支部 「砺波平野から望む立山連峰」
南砺支部 「Have a nice day!」
みなさん、お疲れさまでした!
第47回定時総会
令和4年1月29日ホテルグランテラス富山にて一般社団法人日本造園組合連合会富山県支部青年部第47回定時総会が開催されました。
今回は緊急事態宣言下の為、記念公演や懇親会は行わないなど感染予防に徹した開催となりました。
今年は2年に1回の役員改選の年度であり、(有)飯田造園の飯田大輔部長から㈱光地園の光地正広が任命され、力強い決意の挨拶がありました。
また今年度は卒業生が8名 新入会員が2名青年部に入会いたしました
今後とも青年部の活動を見守っていただくよう、よろしくお願い申し上げます。
書記 古崎 大樹
石積講習会 (ドライストーンウォーリング)
令和3年10月31日、(株)河畠造園敷地内にて(一社)日本造園組合連合会富山県支部青年部のドライストーンウォーリング講習会を開催致しました。
講師にドライストーンウォーラーの布村義成さん(成和造園)、大久保慎一さん(keys green works)のお二人をお招きし、1日しっかりと教えていただきました。
晴天にも恵まれ、参加者17名で長さ約10メートル、高さ約50センチの石壁をコッツウォルズストーンを使い両サイドに分かれて青年部で積み上げて行きました。これはイギリスの伝統的な石積みの手法でまずは使用する石を厚いものと薄いものに分けていきます。土台に厚い石を使い、上に行くほど薄くなっていくイメージです。 石を分けると同時に作業がしやすいように配置していきます。
土台が出来上がったら高さを揃えながら組み上げていきます。この時に石同士がしっかり噛み合うように積み上げていきます。ドライストーンウォーリングはモルタルなどを使わずに積み上げる手法なのでしっかりと噛み合っていないと後から外れたりと強度が出なくなります。隙間にも石を割ったときにでる細かい石を詰めてぐらつかないように組み上げていきます。
モルタルなどで固めないのでやり直しも容易で資材の再利用も出来、端材も余すことなく使われます。これは持続可能な社会を作っていく上でとても良い技術だと思います。日本の造園技術も自然のものを多用し循環型に近い職種だと思うので、技術を活かせる場をもっと作っていく必要があると感じました。
普段慣れない作業で思うようにいかなかったり積む人の特性も見えたりで石の表情も様々でした。
講師の2人にポイントを教わりながら50センチ積み上げ、完成です!
本場ではもっと高く積み上げ1番上には縦に石を並べていきます。
今回は1日の講習なのでここまで。
とても楽しい有意義な講習になりました。
最後に、今回講習会を行うになたって快く承諾していただいたドライストーンウォーリング協会様、そして講師の布村さん、大久保さん、参加してくれた青年部の皆さん。本当にありがとうございました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
技能推進部長 河畠辰典